鏡を見よう
誰しも自分の欠点、弱点からは目をそむけたいもの。
でもそこ、ちょっと我慢して鏡をのぞいてみましょう。
だいぶ以前ですが
わりと親しかった人に、自分の容姿について言われたことにカチンと来たことがありました。
「鏡を見るの、て大事だよ。」
こういう事をズバッと言ってくれる人はホントに大切にしないといけない。
ムカつきつつもなるほど、と思い
それ以来自分の目に着く所に鏡を置くようにして自分の顔をしげしげと観察するようになりました。
そこに写るのは
ガッカリするようなその時の自分の姿であると共に
いかに自分が自分に手をかけてこなかったか、の集大成の姿でした。
できりゃ~見たくない現実。
それは容姿であってもそうだし
人間関係の中に浮かび上がる自分の在り方だったり
自分の心の弱さだったり
見ないですむなら見たくないし
考えないですむなら考えたくない。
鏡に映る自分の姿を見たくないのと同じで
厳しい事を言ってくれる人の言葉を、人間はあんまり聞きたくないものだ。
甘い言葉
上辺の仲良し
作り笑いとお世辞
偽善の仲間意識
楽をする方法
一過性の楽しい事
体に悪い美味しいもの
怠惰に過ごす時間
自分を引き寄せる甘美なものは
あってもいいと思うし
たまのご褒美なら良いと思うけど
基本的には日々のルーチンの中からは排除したいものだ。
あの時以来、自分の弱点を探すのが好きになった。
そこからどのぐらい這い上がれるのかチャレンジしたり
まだ自分はこんなに頑張れるのか、て成果に喜んだり
あえて今自分ができない事、できていない事に挑戦するのはワクワクする。
カチンと来るような言葉に一回耳を傾けてみよう。
それはとても貴重なチャンス!
嫌だな、と思う自分の姿を鏡に映してみよう。
なんなら素っ裸で全身しげしげと眺めて見るといいかもしれない(笑)
ガッカリするような自分の姿が少しずつ改善していくうちに
その内鏡を見るのが大好きなナルシストになれるかもしれない。
どんな容姿であるかより
自分に自信を持っていられるかどうかの方がずっと大切だと思うんです。