バリⅡ日記の独り言

自閉症児3人と親の介護をしながらの楽しいバイクライフ   日々をよりよく生きるための独り言

想いは届く

shu 


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ぷ〜ちんさんはいつでも一緒に遊んでくれる。

 

しょーがねえな、て顔しながら遊んでくれる(笑)

 

 

手乗り肩乗り、頭乗りだってなんでもござれだ。

 

ドッシリ構えている。

 

 

この子は頭が良い。

 

人間が敵ではない事をちゃんと学習している。

 

たまには遊びに付き合ってやるのが、美味しいご飯のお返しなんだと

 

ちゃんとわかっている気がする。

 

 

私たちの関係はしごくフレンドリーだ。

 

 

でもあれだけ頻繁に脱走事件を起こすところを見ると

 

別に私たちと仲良くしなくても生きていけると思っている節があるw

 



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モチは解っている。

 

脚を1本無くしたのは我が家に来て間もなくのまだ小さかった頃。

 

 

小さなモチを病院に連れて行き、毎日薬を飲ませ

 

命を繋ぐために私たちがした努力をちゃんと解ってくれている。

 

 

と、勝手に思っている(笑)

 

 

3本の脚で懸命に生きようとするモチに、フラットで生活できるようケージのレイアウトや餌皿の選定、滑車にのるための足場を手作りする。

 

生きようと頑張ったモチと、生かそうと頑張った私たちの関係は

 

もはや家族以外の何物でもない。

 

 

 


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 だが彼は違う・・・

 

てんてんだけは違う。

 

我が家に来て一年半ほどたつ、3匹の中ではもう長老であります。

 

 

推察するに、彼の脳みそは多分大粒の枝豆ぐらいしか無さそうだ。

 

いつまでたっても私たちは外敵でしかなく、何か動く気配を感じれば脱兎のごとく逃げだす。

 

2階から飛び降りてでも逃げる。

 

 

毎日餌をあげ、声をかけ、外気温の調整に気を使い、掃除をし・・・

 

こんなに愛しているのに。

 

 

手乗りだなどととんでもはっぷん、近づくことすらできなかった(´;ω;`)

 

 


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それが何故かケージ越しに近寄ると匂いを嗅ぎに来るようになった。

 

ためしに顔を近づけても逃げない。

 

手を近づけると相変わらず瞬殺で逃げる。

 

 

そうか、顔は良いけど手はダメなんだ。

 

それで彼がケージの端まで来ると顔を近づけて餌をあげる事を最近の喜びとし

 

とうとう鼻先でチューができた日にはもう天国にも上る気持ちであったりしたw

 

 


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そしてとうとう今朝。

 

だいぶお腹を空かせていたようなので、早目にゆで野菜とチーズのご飯を皿に盛って運んだ。

 

2階にエサ皿を置いても行かないので、試しに手に乗せて差し出してみた。

 

ダメだよね~、手はダメなんだよね~・・・

 

 

ところが、空腹のなせるわざなのか

 

あるいは彼がようやく学習をしたのか

 

 

私の手に乗せた小さなチーズのかけらを食べに来たのだ。

 

取った!小さな手でそれを取って私の手のそばで食べている!!!!!

 

 

試しに次はコーンを。

 

上手く取れなくて四苦八苦していたけど、とうとうコーンに齧りついて私の手まで一緒に齧った。

 

いて、と手を引いた瞬間逃げて行ってしまったのだけど。

 

 


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親ばかと言われても何でもいい。

 

1年半の恋が実った瞬間でありました(´;ω;`)ウゥゥ→齧られて喜んでる親ばか

 

やはり想いはちゃんと通じるんだ・・・

 

 

夢にまで見たてんてんとのコミュニケーションが取れた今日

 

今までの冷たいあしらいが全てすっ飛んで愛情は倍増

 

幸せ過ぎて朝からふわふわしていますw

 

 

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想い、てちゃんと通じるんですね。

 

どんなに小さな生き物でも

 

どんなに遠くにいるあの人でも

 

もしかしたらもう会えない誰かにだって届くかもしれない。

 

 

諦めないで

 

あなたが想い続けてさえいれば。