バリⅡ日記の独り言

自閉症児3人と親の介護をしながらの楽しいバイクライフ   日々をよりよく生きるための独り言

いつかの夢、て


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インフルエンザが蔓延していますね。

 

A型B型、C型まであるそうな。

 

それぞれ人によって出方が違って

 

単なる風邪との区別も難しいようで

 

予防接種をしたからならないとも限らないとかで

 

 無理に痛い思いをして注射してもしょもないかな、と諦めモード。

 

 

何故か親が倒れているのに我が家の自閉症ブラザーズは元気です。

 

 

 

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26年介護の人生の中で、おぼろげながら思っていたいつか来る日。

 

それはこの子達の人生が自分の人生より明らかに長く

 

すなわち終了の目安がなく

 

その上に親の介護が入る日がいつか来るんだな、と。

 

 

そんで

 

いつか、て思ってたその日はちゃんと現実に来た。

 

今の私は自分がインフルエンザだろうがなんだろうが

 

風邪一つひかないくせに具合が悪い悪いと連呼する親を病院へ連れていかねばならず

 

子供たちの薬を切らすわけにもいかないので、そっちの病院も這ってでも行かねばならないのだ。

 




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 いつか子供の手が離れたら、と良く人は言う。

 

さいですか、とシラッとした気持ちでそれを聞く。

 

 

どんなに自分が歳を食っても、人はいつかの夢を見ている。

 

それはそのいつかが当たり前に来ると思っているから出る言葉。

 

幸せですね。

 

 

いつまで待ってもそんな日が来ない人間に言わせれば

 

じゃ~今やればいいのに、と言うのが正直な気持ちであります。

 

 

だから私はいつかの夢を語る人にたまに聞く。

 

じゃあそのために今何かやってるんですか?

 

 

 


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もう一つ嫌いな話があるとすれば、もう終わった過去の苦労話の自慢大会だ。

 

どんな話をしていても

 

「私なんか」

 

にすり替えて自分の苦労自慢大会にする人が居る。

 

 

それは大変でしたね。

 

でもあなたの苦労、て終わったんでしょ?

 

ちゃんと終わりが来たんでしょ?

 

 

そういう自慢大会は

 

相手を見てやって欲しいと心から思う。

 

 

終わったモン同士でなら、楽しい愚痴大会かもしれないけれど

 

その光景を羨ましく眺めるしかない人間だっているのだ。

 


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以前高機能の自閉症の親の勉強会に出席した時

 

新参者だった私には事情がわからなかったのだけど、こんな会話が座談会でされてました。

 

「そういえばMさん最近来ないね。どうしたのかな?」

 

「そう言えば私も姿見てない。」

 

「知らないの?」

 

「え?」

 

「お子さんと心中したんだよ。新聞にも載ってた。」

 

・・・・・

 

そんな話を聞いて

 

何処かでわかる気がしないでもないのが悲しい現実。

 

 

 


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でももうちっと前向きに考えようよ。

 

ほんならさ、自分死ぬほど元気で息子より長生きしちゃるぜ!

 

てさw

 

 

いつかが来ないなら

 

夢は今やっちゃおうぜ、てさ。

 

そんなに壮大な夢じゃなくていい。

 

自分の笑顔のために、今日できる小さな事。

 

 

子供の手が離れたら、て夢をいつかに後回ししている幸せな人々に

 

ホントにいつかが来るかなんて誰にもわからない。

 

それはみんな一緒。

 

 

目の前の介護にどっぷり浸っちゃダメだ。

 

飲み込まれちゃダメ。

 

 

自分の人生が終わっちゃう前に

 

後回しにしないで

 

ちゃんと自分のために生きよう。

 

 

 介護する人間にこそ

 

笑顔は必要なのだから