バリⅡ日記の独り言

自閉症児3人と親の介護をしながらの楽しいバイクライフ   日々をよりよく生きるための独り言

ありがたいと思う心


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信州に親戚が居るので

 

夏になると必ずそちらへ旅をします。

 

行くところは決まっているので、ご近所の農家さんにお土産を持って。

 

 

一人暮らしだったり、お歳を重ねたかの地の方はとっても喜んでくださいます。

 

そして、自分の畑に招いて収穫作業をさせてくれたりします。

 

これが我が家の旅の楽しみだったりします。

 

 


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スーパーに並んでいるモノとは違って形は揃ってないけれど

 

今しがた採ったばかりの野菜の美味しさを堪能できる素晴らしい時間。

 

ここまで育てるまでの苦労と

 

命をいただくありがたみ。

 

そう言うのを知ってもらいたいので

 

自閉症兄妹たちにも必ず参加させている。

 

 

そして私は、彼らからそれらをどうやって食べると美味しいとか

 

どうやって保存しておくといいとか

 

色んな事を教えてもらう。

 

 

 


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小さな自宅の前は畑。

 

東京の片隅のこの辺でも、まだ周囲はこうやって野菜を作っている方がたくさんいます。

 

勤勉な彼らは、暑くても寒くても毎日作業に出てくる。

 

私はその姿を見るのが好きです。

 

 

庭から声をかけ、今何があるのか、と聞くと

 

「今日はホウレンソウがあるよ!」

 

と教えてくれるのでちょ~だい、と今目の前で採れた野菜を泥付きのまま買う。

 

お店で買うのとは格段に違う量にビックリする。

 

200円も出せば山盛りの新鮮なホウレンソウを売ってくれる。

 

 

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そうやって付き合いができると

 

「いっぱい採れたから」

 

ておすそ分けをくれたりする。

 

こちらも貰い物があればおすそ分けに行く。

 

みな気の良い人ばかりであります。

 

 

中には我が家の子供たちの事を心配してくれて、色々情報をくれる人も居る。

 

 


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雪が降ればスコップを持って駆けつける。

 

道の出入りぐらいできるようにはお手伝いをする。

 

そうすると後日、また差し入れが来たりして

 

こういうのを持ちつ持たれつ、て言うのかな。

 

 

しみじみありがたく・・・

 

毎日苦労して作った野菜のありがたみをかみしめながらいただく。

 

何一つ無駄にできるものではない。

 

 


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自然と共存、なんて聞こえは良いけど

 

人間には無駄が多い。

 

彼らを見ているとつくづくそう思わされる。

 

 

今買い物かごに入れたそれ、ホントに必要ですか。

 

それ、捨てる前に何か使えませんか?

 

使わないなら誰かにあげたら喜ばれませんか?

 

 

全ての事にありたがたいと思う心がちゃんとあったら

 

きっと無駄にするものなんてなくなると思うし

 

自分もそのようでありたいといつも思い返している。