バリⅡ日記の独り言

自閉症児3人と親の介護をしながらの楽しいバイクライフ   日々をよりよく生きるための独り言

負けず嫌い

 

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以前は負けず嫌い、て良く言われました。

 

それを人が何を見て言うのか不思議で仕方なかった。

 

 

一生懸命バイクの練習をするのも

 

ブログをずっと更新し続けたのも

 

別に誰かに勝ちたいわけではなかった。

 

 

もっと上手く走れるようになりたい、の一心だったし

 

書くと決めたから毎日書いていただけ。

 

 

 


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昨日はサーキットの入門コースの時間に練習させてもらっていました。

 

 

自分はお散歩ライダーであります。

 

友達もみんなそう。

 

 

それぞれの楽しみ方があって、お互いそれを尊重できる良い仲間です。

 

私たちは一般のお散歩ライダーなので、自分のバイクでサーキットまで行って走り終わったらまた自分のバイクで家まで帰らないとなりません。

 

 

だから一番大事なのは速く走る事ではなく、家に帰るまで無事である事です。

 

その範疇の中で、できる限り意義深い走行ができたらそれでいい。

 

 

私たちは人の居ない休み時間の間の入門コースでマイペースに走り

 

無事転倒することもなく平和に1時間の走行を終わりました。

 

 

 


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でも私たち以外はスゴイ軍団が来ていました。

 

本チャンの走行時間になると公道を走れない車に積んで運ばれてきたたくさんのバイクが出て来て、一斉に走り出しました。

 

全開、突っ込み、ブレーキ、ギアチェンジ、走行ライン。

 

どれを取っても、すごいなあ~、と感嘆するばかりである反面

 

あの人たちは転んでもバイクが壊れてもいい、と思って走っているように見えました。

 

 

コース中を駆け回るたくさんのバイクたち。

 

 

その全員の目的は

 

誰より速く上手く走る事、それだけのようでした。

 

 


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後ろに誰が居ようがかまわない。

 

道を譲るなんてことは決してしない。

 

 

追い抜くと決めたらどんなコーナーでも突っ込んでいく。

 

 

一台のバイクが転倒した。

 

起き上がってすぐバイクが何処にあるか探し、損傷具合をちょっと見たらまた走り出した。

 

誰一人手を貸そうとはしない。

 

 

誰も出て来て休もうとしない。

 

飽きることなく同じコースを集団はけたたましい音を上げながら走り続けていた。

 

 

もうその光景は

 

負けず魂のぶつかり合いでしかなかった。

 

 

あれはそう

 

人間の本能の一部なんだろうか。

 

 

 


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その光景を

 

同じバイク乗りの私たちが善望のまなざしで眺めていたかと言うと

 

あながちそうでもない。

 

 

はっはっは、スゴイね~、て笑って見ているのだ。

 

「目指すものが違うからね。」

 

 

私たちは楽しく走りたいだけのお散歩ライダー。

 

速く走る、誰かに勝つ、と言う事とは無縁の趣味のバイク乗りなのだ。

 

 

一番大切なのは楽しんだら無事故で家に帰り、また次も楽しく走る事。

 

バイクを壊したり怪我をすれば次が遠のく。

 

仲間にトラブルがあればみんなで手を貸す。

 

 

乗れない時間が長くなる、それが一番辛いのだから。

 

 

勝つとか負けるとか、てみんな何を基準に考えるのだろう。

 

負けず嫌い、て言われるの、別にイヤじゃありません。

 

ホントにそうだから。

 

 

でも誰かと競うのは嫌い。

 

ただ一人、ホントに負けたくないのは

 

他ならぬ自分だけなのだから。