バリⅡ日記の独り言

自閉症児3人と親の介護をしながらの楽しいバイクライフ   日々をよりよく生きるための独り言

あなたらしさ


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男と女では本質的には友達になれないと言われた事がある。

 

自分にはものすごく違和感のあるテーマであります。

 

 

男性から女性へ性転換をした人の中には、男の恋人が欲しいとかそういうことではなく

 

ただ女の中に自然に居られるだけで幸せなんだ、と言う人も居る。

 

 

では性転換をしたいわけではなく

 

男と女が共存している人間、て誰と友達になれるんでしょ?

 

 


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なんでみんなと同じに感じないんだろ。

 

なんで同性といると息苦しいんだろう。

 

 

異性と一緒に居ると感覚的にはホッとすると言うか

 

自分の居るべき場所に居る、と感じる。

 

 

それでも生まれ持った性別での扱いになるし

 

体力的には彼らと同等に頑張れるものでもない。

 

 

 


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 初めてホントの意味で同性と呼べる人間に出会った。

 

生まれ持った性別は男性ですが

 

 

一緒に息をきらせて走ったかと思えば

 

大好きなアクセサリーの話で花が咲いたり

 

 

あちらが大好きなスイーツを大喜びで食べてるのを胸やけしつつ眺め

 

こちらは激辛ラーメンをのみ干す

 

 

 


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どっちつかずな二人の空間が居心地いい。

 

 

考えてもみなかった

 

男と女が自分の中に両立している人間は他にもいて

 

この世に独りぼっちだったわけではなかった。

 

 

その事自体がとても

 

嬉しかった。

 

 

 


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堂々とそんなことを表明している人はそんなに居ない。

 

でも私は探してしまう。

 

 

男の中に居る女を

 

女の中に居る男を

 

 

無意識のうちに、話す相手を見ている。

 

深く深く奥底に閉じ込めたその本質を

 

実は、と話してくれるのを待っていたりする。

 

 

ホントの友達、てそんなにたくさんいらない。

 

でも日々与えられた役割分担の顔して

 

如才なく乗り切る事だけ考えていたら

 

きっと見つからない。

 

 

ましてや性別で区切ってしまったら

 

その確率は最初から半分しかないのだ。

 

 

 


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生まれた時から与えられた性別の常識を

 

取っ払ってみたらありのままの自分だけ

 

 

それでいいよ、そのままでいい。

 

そう言って貰える人に巡り合いたいと思ったら

 

隠しているだけでは見つからない。

 

 

男らしく女らしく、てなんだ。

 

誰もが常識のものさしであなたを計るとしても

 

 

あなたらしさだけは

 

失くさないで欲しい。