チャンピオン
本庄にあるサーキットへ行ってきました。
この寒空に高速の旅は中々の苦行ですが
仲間内の走り納め大会だったのでカメラマンやりに行きました。
自分も走りたいのは山々ですが
今回は手の負傷があり裏方でした^^;
でもこのマシンが来る、て事で見応えのある見学でした。
CBR250RR
あるレースで4年連続優勝したマシンです。
このチームの方とたまに運動会やるんですね。
もっとも、周り中の人がただの障害物と化すのですが…
もうその速さと来たら
趣味で走ってる人間なんかスローモーションでしかないのです。
チャンピオン、てどんな気持ちだろう。
なんで私たちみたいな趣味で走ってるような一般人と走ってくれるんだろう。
こういうサーキットには足繁く通って常連となってる人もいますが
そう言う人達にはやはり邪魔にならないかとこちらが気を使います。
でもそんな常連レベルをはるかに越えているはずの彼は気さくにまた一緒に走ろう、て言ってくれるのです。
このマシンは頂点を取ったマシンだ。
公道は走れない。
レースのために仕上げられたチャンピオン
どんな景色を見てるんだろう。
それを走らせる彼は
一体どんな景色を見てるんだろう
何となく感じているのは
彼もバイクで走る事が好きで好きで
頑張って走ってるのではないただのバイク好きな私たちと過ごす時間を
頂点を見た彼がそれはそれで楽しんでいるのだろうと言う事ぐらい
周り中のバイクをごぼう抜きにしながらも
誰一人にも迷惑をかけないようにとても気を使って走っていた。
邪魔だな、どけ
そんな風には思わないそうで
ビックリさせないように抜かないとね、て言ってました。
ホントのチャンピオン、て
強くて優しいんだろうな、と思う。